alone en la xxx


色んな話を読んだ。
kenちゃんは「音楽は『メディア』じゃない」という感覚で音楽を作ったり聴いたりして感じる人なんだな。
私はそこにとても共感するよ。
メディア−何かしらの”媒体”としての音楽は少なからず存在するけれど、
自分はそういう音楽や感覚や思想に共感出来ない奴なんだなと、ずっと感じている。
政治的なメッセージとか、反体制の叫びとか、それは音楽でやる必然性がどれだけあるの?って感じてしまう、政治家になればいいんじゃない?ってkenちゃんの言葉そのままのことを思う。
音楽の力を「借りて」違うことをやるのって、それって果たして音楽なの?って、昔から疑問で。
同じくkenちゃんが言ってる言葉でいえば、
「音楽で何かしらの驚きと歓びを感じていたい」んだ。
ただ奇を衒った曲だとか、明るい曲だとか、励まされるとか、そういう意味ではなくてさ。
それってすごくシンプルな衝動なんだけど、それを得るのは簡単なことじゃなくて、
だからずっと追いかけてしまうんだと思う。
理論も知識も頭の中に沢山蓄えられていて、そこから感覚と本能に強くゆだねていくけんちゃんのやり方が私は一番好きだ。